ハイクラス副業

塩尻市役所の地方創生推進課で、副業限定の特任CMO・CHROを募集

  • 全国から応募可・リモートワークOK
  • [募集期間]2019年11月26日 (火) ~ 2019年12月17日 (火) 締切

長野県塩尻市役所の企画政策部地方創生推進課は、副業限定で2つのポジションを募集する。仕掛け人は、「地域に飛び出す公務員アウォード2013」で大賞を受賞するなど、「日本一おかしな公務員」と呼ばれ、メディアからも注目を集めている山田崇さんである。
募集ポジションは特任CMO(最高マーケティング責任者)と特任CHRO(最高人事責任者)である。特任CMOは、塩尻市の魅力を全国に発信するために、プロモーションも視野に入れたブランド戦略を立案する。特任CHROは、市内中小企業の人材に関する課題解決のために、塩尻市の担当が描いた戦略や戦術に対してアドバイスを行う。固定報酬に加え、塩尻市内の全17のワイナリー(※)から今回のために特別にセレクトしたスペシャルワインセットが贈呈される。
募集要項はこちら

塩尻市は日本の「地方」課題の見本市である

塩尻市シティプロモーション担当の山田崇(やまだたかし)さん

塩尻市シティプロモーション担当の山田崇(やまだたかし)さん

塩尻市は長野県のほぼ真ん中、諏訪湖の西方に位置する、人口約6万7,000人の市である。太平洋と日本海からほぼ等距離にあり、かつて塩売りが歩いた塩の道の終着地であることから塩尻の名が付いたともいわれる。ワイン用のブドウ生産量日本一を誇り、市内には17のワイナリー(※)があるほか、レタスやそばの生産、木曽漆器といった伝統工芸などの魅力も数多い。また、奈良井宿は中山道の67ある宿場町の江戸から34番目に当たり、古くから交通の要衝として、人やモノ、情報が行き交う拠点となり栄えてきた。

「塩尻市が『知の交流と創造』をブランド・アイデンティティとして掲げているのは、塩尻の地が伝統的に果たしてきた役割が現代にも脈づいているからだともいえます」

そう語るのが、塩尻市の地方創生推進課でシティプロモーションを担当する山田崇さんだ。山田さんは2015年に今のポジションに就いて以来、本業の市職員として働く傍ら、プライベートな時間を使い、地域課題解決のために、さまざまな取り組みを行ってきた。たとえば、空き家問題を解決するために、実際の空き家を自ら借りて当事者となり、シャッター商店街を復活させるプロジェクト「nanoda(なのだ)」や、長野県地域全体の移住希望者を増やす「信州移住計画」などがある。山田さんが持つ、公務員の枠を超えた珍しい発想と行動力が「日本一おかしな公務員」と言われるゆえんでもある。

「塩尻市は、“実験”するのにちょうどいい規模感のまちなんです。市民の反応が見えやすい距離感。日本には人口5万〜10万人の標準的な規模の市が約300あり、塩尻市もその一つです。人口減少、空き家問題、森林問題、就労問題など、ここで起こる地域課題は、日本のほかのどこでも起こりうることなのです。塩尻市で“実験”して解決の糸口が見つかれば、日本中の自治体へ展開できる可能性を秘めています。また、塩尻は通信インフラを整備し、地域住民の協力を得ることで、数々の実証実験の地に選ばれてきました。私は、この塩尻の地でさまざまな課題の解決に挑戦していくこと自体が、塩尻市のプロモーションになると考えています」と山田さんは語る。

地域課題の解決には、地域外の人との協業が必要

山田さん(左)と、地域おこし協力隊の横山暁一(よこやまあきひと)(右)さん

山田さん(左)と、地域おこし協力隊の横山暁一(よこやまあきひと)(右)さん

現在、政府も副業・兼業を推進するようになり、大手企業でも副業解禁が進んでいる。そんな中、「自治体としても、市の職員として雇用するだけでなく、外部から副業として市の仕事に関わってもらい、協業する時期に来ていると考えました。なぜなら、市が取り組む地方創生や民間との共創事業には、民間企業で活躍されてきた方の力や新たな視点が必要だからです」と、山田さんは今回の募集の背景を話す。

もとより、塩尻市では副業可で「地域おこし協力隊」を委嘱している。地域おこし協力隊は、自治体が募集し、地域のブランド化や、地場産品の開発・販売・プロモーション、都市からの移住・定住のサポートなどに従事するもの。現在、全国に約5,000人の隊員が活動している。大手人材会社に籍を置きつつ、副業として週2日、地域おこし協力隊の活動をしている横山暁一さんもその一人だ。

「私のミッションは、地域の経済団体である塩尻商工会議所の会員企業約1800社に対して、人材獲得の支援を行い、中小企業の人手不足を解消すること。また、塩尻市に移住したいという人がいたときに、どうやって雇用と結び付けていくのか、という課題にも取り組んでいます」(横山さん)

今回の副業人材に期待することを山田さんはこう話す。「移住して市職員として働くのではない、副業の利点は、帰る場所があること。私としては、失敗をおそれず、今まで培ったスキルを活かしつつ、本業の職域ではできない領域に、本業ではできない戦い方で、大いに挑んでいただきたいと思っています」

※ワイナリーの数は2019年11月26日現在の数です

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募集要項

ポジション①
地方創生推進課 特任CMO(塩尻市ブランド戦略立案)

外からの視点で、塩尻市のブランド戦略を描いてほしい

コワーキング、アクセラレーター、リビングラボの機能を有したシビックイノベーション拠点「スナバ」

コワーキング、アクセラレーター、リビングラボの機能を有したシビックイノベーション拠点「スナバ」

山田さんのミッションは、特定の地場産品だけをブランド化するのではなく、「地域全体」をブランド化し、市内外に発信、移住・定住の促進をしていくことである。これまで地域ブランドの確立のため、さまざまなプロジェクトを立ち上げてきた。地域で活動する人たちが互いに助け合い、市民発のイノベーションを生み出す拠点「スナバ」や民間企業と市職員が協働して地域課題の解決に取り組むプログラム「MICHIKARA」などが代表例だ。

「いろいろ挑戦してきた自負はあります。私はPDCAの『do』から始めることを信条としているのですが、ただ最近、塩尻に来た人に『塩尻でこんなすごいことが起こっているなんて知らなかった。外には全然伝わってないよ』と言われるんです。これまでやってきたことを客観的な視点で棚卸をして、PRしていく時期にあると思っています」

今回の特任CMOのミッションは、これまでの地方創生推進課の実績から、プロモーションも視野に入れた塩尻市のブランド戦略を描くことだ。
「塩尻に住む私たちでは考えもつかないような、外部人材ならではの自由な発想に期待しています」と山田さんは話す。

求人要件

ミッション
塩尻市の「地域ブランド」確立のために、地方創生推進課で行ってきた実績を整理し、プロモーションを視野に入れたブランド戦略の立案
稼働日数
月4日以内 (※注1)
稼働方法
基本的には遠隔でのWeb会議が中心。必要に応じて塩尻市への訪問
参考勤務地
リモートでの対応可。塩尻滞在時は、塩尻市役所、もしくはスナバを利用
報酬
月額10万円(税抜) (※注2)
 +塩尻市内の全17のワイナリーから特別にセレクトしたスペシャルワインセット
 +交通費別途支給、宿泊費含まず(※注3)
契約形態
業務委託契約(準委任)
契約期間
3カ月(2020年1月中旬~3月末を予定)
応募資格
以下いずれか必須
  • 事業会社やコンサルティング会社にて、新規事業や新規サービス・商品のブランド戦略立案のご経験がある方。加えて、プロモーション戦略、PR戦略立案のご経験、広告代理店にてアカウンティングプランナー、ストラテジックプランナーのご経験があれば歓迎。
  • その他、プロモーションやPRを伴う新規事業の立ち上げ全般やプロジェクトマネジメントのご経験がある方。
  • 塩尻市役所企画政策部地方創生推進課にぜひとも提案したいプロモーションプランをお持ちの方。経歴経験問わず。
募集人員
1名を予定

※注1:2020年1月中旬からの稼働を予定。初月は塩尻にお越しいただき、キックオフの開催やインプットとなります。
※注2:2020年1月の月額報酬は3万円(税抜)となります。なお、準委任契約のため、業務成果によらない固定報酬となります。
※注3:東京都新宿駅から塩尻駅までの特急代を含む交通費往復2回分は塩尻市で負担。その他自発的な来訪や宿泊費は個人負担とします。

応募する

※必ず現勤務先の副業関連規定をご確認の上、ご応募ください。

ポジション②
地域創生推進課 特任CHRO(中小企業の採用戦略アドバイス)

中小企業の経営課題を『人』で解決したい

塩尻市内には個性豊かな17社のワイナリーがある

塩尻市内には個性豊かな17のワイナリーがある

今回の特任CHROのミッションは、塩尻市の中小企業の雇用創出の促進や人材不足を解決することである。基本的には、地域おこし協力隊として活動する横山さんが描いた中小企業を支援するための戦略、戦術に対しアドバイスを行う。

「就任以来の半年で、約100社の経営者の方とお話させていただいて感じたのは、この地域の経営課題はとにかく『人』の問題に尽きるということ。これを解決するためには、正社員採用だけではない、多様な形で『人』の力を活かすことが必要なんです。私の視点だけだと偏りや不足があると感じています。他の民間企業の視点やサービスも活かしながら、人材獲得のための戦略や戦術を描かなければならない。広く人材業界の知見を持ち、経験豊富な方にアドバイスいただけるとうれしいです」(横山さん)

求人要件

ミッション
塩尻市内の中小企業の雇用創出、人材獲得の課題を解決するために、描いた採用戦略・戦術に対するアドバイス。また、地域おこし協力隊としての活動計画の立て方についてもアドバイスいただける方だと尚可。
稼働日数
月4日以内 (※注1)
稼働方法
基本的には遠隔でのWeb会議が中心。必要に応じて塩尻市への訪問
参考勤務地
リモートでの対応可。塩尻滞在時は、塩尻市役所、塩尻市商工会議所、もしくはスナバを利用
報酬
月額5万円(税抜)(※注2)
 +塩尻市内の全17のワイナリーから特別にセレクトしたスペシャルワインセット
 +交通費別途支給、宿泊費含まず(※注3)
契約形態
業務委託契約(準委任)
契約期間
3カ月(2020年1月中旬~3月末を予定)
応募資格
以下いずれか必須
  • 人事や人材業界の知見を広く深く持ち、中小企業の経営者に対する採用のアドバイスや経営コンサルティングのご経験のある方
  • 人材会社やコンサルティング会社などで、社員の採用だけではない柔軟な人材活用や人事戦略を描いたご経験のある方
  • ご自身が経営者として、自社や他社の人材の課題解決に取り組んだご経験がある方
  • 地方の中小企業の人事・採用課題に強い関心を持ち、中小企業の採用戦略や人材活用に対して提言や具体的なご提案のある方
募集人員
1名を予定

※注1:2020年1月中旬からの稼働を予定。初月は塩尻にお越しいただき、キックオフの開催やインプットとなります。
※注2:2020年1月の月額報酬は3万円(税抜)となります。なお、準委任契約のため、業務成果によらない固定報酬となります。
※注3:東京都新宿駅から塩尻駅までの特急代を含む交通費往復2回分は塩尻市で負担。その他自発的な来訪や宿泊費は個人負担とします。

応募する

※必ず現勤務先の副業関連規定をご確認の上、ご応募ください。

スケジュール

募集期間
2019年11月26日(火)~2019年12月17日(火) 23:59締切
選考期間
2019年12月18日(水)~2020年1月8日(水) 予定
選考結果連絡
2020年1月9日(木)
備考

選考に関しては、塩尻市役所の担当よりご連絡いたします。不採用に関しては2020年1月9日(木)20時までに、応募された方全員にご連絡させていただきます。期日を過ぎても連絡のない方は、お手数ですが下記採用担当までご連絡くださいますよう、お願いいたします。

団体概要

団体名
塩尻市役所
代表者
小口利幸
所在地
長野県塩尻市大門七番町3番3号
設立
1959年(昭和34年)
職員数
569人(令和元年度)
URL
https://www.city.shiojiri.lg.jp/

【採用に関する問い合わせ先】
塩尻市役所 企画政策部 地方創生推進課 地方創生推進係 荻上、櫻山
連絡先:
[電話] 0263-52-0714 
[FAX] 0263-52-1158
[メール]
chihososei@city.shiojiri.lg.jp

応募する

※必ず現勤務先の副業関連規定をご確認の上、ご応募ください。